タイトルとジャケに惹かれて。
蓋開けたら64分まで怪猫が出てこない異常事態。この映画81分だよな!?
じゃあその64分何してたかと言うと、トンデモナイ激キモねっとりキスをする爆糞男を黒猫が睨み続けてた。
そしてこの爆糞男、やってる事が詐欺にレ○プに暴力に殺しにレ○プに殺しにまたレ○プに殺しに拷問にレ○プという、とにかく滅茶苦茶な不快度マックスの超ド級の化け物野郎。そのあまりの凶悪さに恐れ入る。
なんかここまで来ると「これだけ滅茶苦茶しないと怪猫の発生条件に満たないのかな?」という謎の説得力が生まれてた。
さすがに4.5回目の悪事後の猫睨みには「いや猫ちゃん!はよ怪猫になって殺ってくれよ!!」と笑いながら声に出てしまった。
そして怪猫がやっと満を持して登場してから残り17分を切るものの体感30分はあった。それくらい怪猫の動きがゆらぁっとしてた。こんだけ溜められた割になんだかカタルシスは少なめだった。
全体に流れるビヨヨヨーンみたいな音楽や大袈裟な演出、奇抜なライティングは嫌いでは無かった。
普通に考えたら滅茶苦茶胸糞な話だし映画なんだけど演出がフィクションすぎて意外と見れなくはなかったからそこはまあバランスは取れてた。
ラストシーンとそこからの「終」に普通に笑ったからプラス0.2してある。