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仕立て屋の恋のayaのレビュー・感想・評価

仕立て屋の恋(1989年製作の映画)
2.6
観ている時はただただ気持ち悪かったけど、鑑賞後しばらく経つと仕立て屋(ミシェル・ブラン)への同情なのか何かとても悲しいような気持ちが芽生えてきた。あの目線、佇まい、思い込みの強さ、自己中でカッとなる感じ、想像しやすい変質者そのものなのに。
女も思惑がありながらどこか嫌いじゃない感じ、最高に気持ち悪くて良かった。『髪結いの亭主』でも思ったけど、二人の性癖みたいなもの見せられてウゲーってなる。でもこの心に引っ掛かる感じ。人物に存在感がある描写。
ねずみのくだりがいまいちわからなかった。
ボウリングで目隠し用に自分のスカーフ貸すの絶対嫌。
マイケル・ナイマンの音楽やはり好きだ。
パトリス・ルコントの他の作品も観てみよう。
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