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仕立て屋の恋のmanoのネタバレレビュー・内容・結末

仕立て屋の恋(1989年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

嫌いじゃない、むしろ好き

気持ち悪いかもしれないし、てか気持ち悪いけど気持ち悪くないと思ってしまう。ただの恋。

自室からアリスをのぞいているとき、机から落ちてしまうビンに反応しないイール。初めてイールとアリスが直接接触するときアリスが赤いトマトを落とすシーン、少しアリスを見つめ扉を閉めるがイールの部屋にはアリスが落としたトマトが入り込んでる。アリスを支えにして高い窓から逃げるエミール。

丁寧な演出と無駄のない一つ一つのカットと音楽が気持ちいい。

最後のイールが建物の屋根から落ちるシーンのスローモーション?だけがダサかった。別に物語としてはあれで全然良くて、だけどそこをどううつすかをもっと考えてほしかったです。

イールの、「君を恨んでない、ただ死ぬほど切ないだけだ」みたいなセリフがしんどい(字幕上のセリフなのでフランス語の直訳知りたい(し、死ぬほど?イマドキ女子が訳してる?みたいになった))。警察に捕まるとかではなく、自分は純粋にアリスを愛していて信じていたのにこういう形で拒否されたことがきついんだろうなということがめちゃくちゃ伝わって、お前のそのセリフが切ねえよ、と思った。恨んだりできないほど、愛してるのかな、なんかそういうのとかも全部含めて辛すぎる。はあ。もうやめてくれよ


もっとわがままじゃないと、愛することも愛されることもできないのかもしれない。


え、てかアリスは、それ目的だったとしても、多少は好意というか、少しでも愛があったと思ってた😭そうだと言ってくれ😭いやすぎるって😭
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