笹川パンダ

大列車強盗の笹川パンダのレビュー・感想・評価

大列車強盗(1903年製作の映画)
3.2
確かに人の多さは圧巻ではある。ただ、いかに武装していようとも、圧倒的に数で勝っているのだからなんとでもなりそう。
ダンスシーンもあまりにも演出が先立っていて、ダンスしているように見えない。
撃たれても当たっているように見えない、というか当たっていないのが分かるため、サスペンスがない。
物語上の辻褄合わせを優先しているが故に、実際にこんなことがあったように見えるといった種の感動があまりない。
しかし、馬のシーンでは実際に落馬しており、そこだけは優れているけれど、其のショットが性急に終わるために、やはり現実感を欠いてしまう。
笹川パンダ

笹川パンダ