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大列車強盗のyuriaのレビュー・感想・評価

大列車強盗(1903年製作の映画)
4.0
大列車強盗はまさしく”初期映画”といえる作品。物語があるように思うが、ラストカット、観客を見つめ銃を撃つ男について考えてみると、要は映画は物語ではなくあくまでも観客を驚かす、興奮させるためのものだということがわかる。そのため、ストーリーテラーを重視した古典映画ではなく、映画について勉強する上で重要な”初期映画”なのだ。たった14カットで作られている『大列車強盗』は、今のわたしたちでも楽しめる傑作。
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