息子のかのレビュー・感想・評価

東北弁という言語マイノリティ
ろう者という言語マイノリティ。

けっこういい。90年代の新宿の風景がたくさん映る。

和久井映見が天使的な美しさだが、ろう者なのに口話を使わないのはややご都合ではないか？ただ、和久井と永瀬の手話の会話はかなり良い感じ。

永瀬正敏の一生懸命な演技が良い。田中邦衛がノリノリで演技しているのも良い。

なんとなく全体的に古くさい雰囲気の映画。30年前とは思えない。