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「息子」に投稿された感想・評価

take

takeの感想・評価

3.7
【"言葉"に対するアンチテーゼ】

「それでいいでねえか!」
耳が聞こえず、口がきけない娘を弁護する哲夫。
激しい肉体労働で稼いでいる。

父は、歌を歌い、音楽で息子に気持ちを伝える。

その直後、義理の娘を想うシーン。映像は美しいが、音楽は不穏でもの哀しい。
自宅に戻って独り、家族を想像する画は美しいが、音楽はやはり不穏。
独居老人の"家族"への関わり方。山田洋二監督の思いはここにある。


役者の演技が自然で、人物に生の存在感がある。
独居老人の問題と、義理の子供、子育てなどをまとめ上げた佳品。
とにかく三國連太郎さんが素晴らしい。目で、背中で、空気で語ってくれました。
また、若き頃の永瀬正敏さん、和久井映見さん、素晴らしかったです。
僕自身の勉強のために鑑賞していたのですが、いつの間にかこの映画に夢中に、物語に魅せられていました、山田洋次監督さすがです、さすがすぎます。芯のあるストーリー、語り、伝えたいもの、こだわりが感じ取れた気がします。

とても素敵な作品でした。大切にしたいです。
Taul

Taulの感想・評価

4.0
『息子』父と息子の話で地味だが忘れられない映画。山田洋次は時代に取り残された人達に一筋の光を照らすように描いていき、感動のラストに観客の心を持っていく。三國連太郎、永瀬正敏、和久井映見、3人とも素晴らしい。
あにま

あにまの感想・評価

3.6
454作品目。レビュー486作品目。
『息子』
 監督:山田洋次
 主演:三國連太郎
    永瀬正敏
 興行収入:未記載
 製作費:未記載
東京でフリーアルバイトをして生活を送る哲夫。母の一周忌に岩手の田舎に帰るが、息子のフラフラとした生活に不満を持つ父親の昭男とはギクシャクしたままであった。東京へ戻った哲夫は職場で聾唖の女性・征子と出会い、恋に落ち…。

あたたかい作品だ。
お互いに不器用で思いを伝えることが難しいも、お互いを思っている。
家族を大切にしようと思えた。
三國連太郎は男前だ。
ラストは流石。
大木茂

大木茂の感想・評価

3.2
和久井映見かわいすぎ〜あんな彼女欲しいなぁ

90年代の街並みが懐かしいなぁ
あと尾けるのもギリギリ純情だから許せた時代だよな

出来の悪い息子にあんな良い彼女出来てテンション上がる三國連太郎かわいい

二世帯住居、老人ホーム、孤独死など今も解決されてないテーマが結構重いな
田中邦衛で笑っちゃったけど労働階級の人達の悲痛な思いも辛い
初めて、一人で映画館に観に行った作品。
永瀬正敏さんを見たさに、16歳だった。
Okusan

Okusanの感想・評価

3.6
やっぱり、ここぞのところで、感動をもってくるんだなあ!   不器用だけども、ちゃんと心が通じ合う瞬間を垣間見れました!
浮き草

浮き草の感想・評価

5.0
私の小さい頃周りにいた人たちの素朴な魅力もこんな感じだった。最後の灯火。胸が苦しい。

90年代ではまだ戦友会がたくさん催されていて、「あのときはたくさん殴ってすみませんでした」なんて言い合っていたのか。歴史はすぐそこ。嗚呼。

落ち着いた人情。普通の生活。
ユウ

ユウの感想・評価

4.0
この映画を観て改めて家族っていいなと思いました。
山田洋次は家族ものを撮るのが本当に上手いですよね。
観てて安心感あるし、リアルだし、笑いもありで、雰囲気も最高です。

いろいろな家庭があり、家庭事情もさまざまですが、こういう映画を観てるといろんなことを考えさせられて、自分の家族の将来のことも真剣に考えていかないといけないなと思いました。
平和で好き。

なんか起こりそうで起こらない。悲しいこと、酷いことが起きて驚かせ泣かせる映画が多い中、終始平和で良い!

やはり三國連太郎と永瀬正敏の演技が光る。和久井映見も可愛いし。

出来の悪い次男が、突然行ってみたら堅実に働ききれいな女性と真面目な交際をして。嬉しい意外性。

嫌な人が1人も出てこなくて良かった。何かありそうでドキドキする場面がいくつか。なので平和だけど安定からの退屈はしなかった。

最後白日夢からもしや!?と思い、さらに火か!?と、たて続けに揺さぶられたが、ちゃんと家に電気が点ってよかった。

いろんな賞を取ってるんですね。わかる。良い映画です。
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