グシケン

息子のグシケンのレビュー・感想・評価

息子(1991年製作の映画)
3.8
言葉では語らない父親の息子への愛がひしひしと伝わる作品でした。
親は、息子に無理して窮屈な思いさせてまで義務感で面倒見てほしいなんて思ってない、ただ幸せになってくれることが一番の幸せなんだというメッセージを感じた。
父が長男の家で孫のビデオ見て微笑むシーンと、次男の部屋で歌うシーンが物語ってたと思う。
全体的に、昭和のムードや慣習が色濃く残る平成初期の雰囲気があって、今観ると当時の良いところも悪いところ両方垣間見える内容だった。
三國連太郎だけでなく、永瀬正敏も和久井映見もみんなよかった。
グシケン

グシケン