ヒラリー

真空地帯のヒラリーのレビュー・感想・評価

真空地帯(1952年製作の映画)
3.0
音声をそこそこ上げても聞き取り辛い部分が多くてうっすくしか理解出来てなかったとは思うが…(勿論字幕もない)
軍隊内部での派閥争いに巻き込まれた末、窃盗の罪を着せられ2年弱服役した木谷
出所後、服役を伏せ病院帰りと嘘をつき軍の内務班に復帰するもそこでも暴力が横行していた。
唯一心を開いていた売春宿の娘好い仲になるも彼女宛の手紙が軍に渡り、そこに書いていた暴言も明かされ立場がみるみる悪くなる。
ある日野戦行きに15名出せとの命令に周囲が
任命されれば断れるわけもなく、生きて帰れる保証もない。
バリバリの上下関係、学歴、暴力と逃れることの出来ない軍内で人間の尊厳なんてものは日々そがれていく。
笑っちゃうほど往復平手打ちがあったし、他人よりも自分可愛さが優先されるのは致し方ない。
スーパー不条理。。
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