原作の野間宏、監督の山本薩夫は共に左翼、共産党員、兵役経験者で兵役中に上官から執拗なイジメに遭うという共通点があり、その2人がガッチリとタッグを組んで作り上げたのが本作ですね。
キューブリックの『フ…
主人公の木村功は軍の内務班内での不正に巻き込まれるような形で陸軍刑務所で刑を受けて原隊へ復帰、ここで見られる特に初年兵、学徒兵への理不尽な暴力を淡々と描いている。
木村は四年兵なので特に暴力に会うこ…
戦後7年で作られた作品なだけあって過酷で屈辱的な軍隊生活が生々しく描かれている。
こういうのって自尊心破壊するためにわざとやるみたいな話もあるけど、俺には先輩たちがストレス解消に新兵をいびってるよう…
自宅(実家)にあった録画DVDを観ておこうシリーズ
「野火」で有名な野間宏原作。1952年作
社会派映画の巨匠、山本薩夫が監督した。
以前も書いたが、この時期の日本映画と原作の関係はとても近しい。…
U-Next
戦後80年のけじめに鑑賞。徹底的に人間性を欠如させていく、軍隊という名の伏魔殿が描かれる。作家も監督も実体験が基にあるから、とても作り物とは思えない。反戦という以上に、人間の醜さを痛感…
暴力の連鎖。上の者が、下の者に、体罰を与え、その下の者が、それまた、下の者に、体罰を与える。この作品は、戦時中の、日本の軍隊内の様子を、描いた作品となっており、昔の日本は、いかに体罰だらけだったか、…
>>続きを読む敗戦が濃厚となった大戦末期の陸軍内務班を舞台にした“人間圧搾機”ドキュメント。理不尽のオンパレードな軍隊生活の中で、刑務所帰りのレッテルを貼られた木村功演じる一等兵が、いじめと暴力の渦に巻き込まれて…
>>続きを読む独立プロ名画保存会