面白かった!
1965年製作でありながら、一人の女郎を二人で共有したであろう描写や台詞の数々から明らかに狙った、同性愛やバディものとはまた違った今でいうBL映画
もちろん不条理な軍隊組織への怒りと反発を描いてはいるが、ベースとなるのは完全に二人のイチャイチャっぷり
登場時は初々しい面が徐々に太々しくなり、理不尽にはっきりNOを向きつける勝新太郎と
その勝新太郎が可愛くて可愛くて仕方ない、小知恵のまわる田村高廣
互いが互いに尊敬と愛情で周りを無茶苦茶にかき回しながらイチャイチャする様を楽しむ二時間
シリーズ化も納得の現代にもある意味通じる娯楽作