このレビューはネタバレを含みます
・灼熱の魂、この作品を熱烈に勧めるツイートを目にして以来気になっていた。今回、アマプラから無くなる前にとういうことで見てみた。
・探していた人が父でもあり、兄でもあった(1+1=1)という衝撃的な結末。
・舞台はレバノンであり、時代背景など異なる部分も多いだろうが、中東の街の悲惨な様子を目にするとどうしても今のガザの様子が目に浮かんでくる。
・最後、母ナワルからあなたたちは愛から生まれてきたのだと言う母親の言葉にジャンヌ、シモンはどれほど救われたことだろう。こんな状況でも愛に生まれたと言える母の果てしなさが印象深く残った。「共にいることが何よりも大切」
・ドゥニ・ヴィルヌープ監督には今後も注目していきたい。