このレビューはネタバレを含みます
衝撃の事実系はほとんど衝撃を受ける私なのに、たまに不運にも気付いてしまうことがある。この作品もまたそうでした。
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母は双子の子供達に遺言を渡す。「あなたたちの父と兄にこの手紙を渡してくれ」というものだった。母のルーツを辿る中で見えてきた真実とは。
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知人がツイッターで重いと言っていたので気になって見てみた。もう本当に、こんな結末にするって・・・ってなった。ただ、冒頭にも書いた通り、拷問のシーンで「これがきっと」ってなぜかわかってしまって、衝撃的にはそんなにだった。ただそれを抜きにしても、かなり見応えのある映画だった。父を探す娘と、母の若い頃の映像が交互に流れてて先が読めない展開に見入ってしまったし、あの過酷な環境で生き抜いた母の強さにも恐れ入った。
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1+1=1っていう発想を映画にするとはね。。。