ベンジーというキャラクターが前面に出てくることによって、戯けた要素が多くなり始めた。
刑務所脱獄やらブルジュハリファやら、ダイヤモンドと発射コードの交渉シーンやらクレムリンに潜入するシーンなど本当にワクワクするシーンの盛り合わせな今作。クレムリン脱出の時に軍服を裏っ返したらMA1が出てきてリバーシブルだったんですか！！！ってなったところスパイ感があってよかった。いつもスパイ感ないから。
ブルジュハリファの外壁を登るシーンは砂嵐きてるし、手袋使えないし、ロープの紐足りないしっていう三重苦にも耐えてて偉すぎるし、スタントなしで撮影したって正気の沙汰とは思えない。
銭形刑事みたいなやつ、要るようで要らないキャラクター。
毎作品監督が変わるものだからそれぞれイーサンハントの性格や感情が次の作品に受け継がれないことが多いけど、最後の妻を見つめるシーンについては前作からの流れも汲んでいてかなりグッときました。
前作から続けて観るのをおすすめします。
