mh

骨までしゃぶるのmhのレビュー・感想・評価

骨までしゃぶる(1966年製作の映画)
-
洲崎遊郭を舞台にした郭もの。
人身売買、奴隷契約だった娼妓を娼館から解放しようという、自由廃業運動(作中では「ジハイ」と略している)を題材にした映画で、郭の風俗は匂わす程度。エロシーンは一切なし。
名作となってるようで納得。
作中のいち風景に、当時の散水車が登場してた。木箱(水槽)を馬車でひく。紐を引っ張ると鉄板がずれて隙間から水が出る。それが馬車後部のお椀のようなものに当たることで水を撒いてた。
加藤泰監督作は、さらっとこういうのが登場するのも楽しい。
mh

mh