きすけ

人生はビギナーズのきすけのレビュー・感想・評価

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)
4.7
マイク・ミルズ監督作『カモン・カモン』公開に先立ち、プレチケ企画で監督の過去作を劇場上映するとのことで観てきました。

大切な人を失い残された者たちの、喪失感と向き合い前に進もうというお話。ユアン・マクレガーとクリストファー・プラマーの父子関係が繊細で温かい。

ジャックラッセルのアーサーが可愛すぎた。字幕も入るなんて愛おしい。

それぞれの時代の社会や風景、娯楽にまつわる写真のスライドショーに合わせて、ユアンのナレーションが入る部分。『トレインスポッティング』感があって非常にスタイリッシュでした。
オリヴァーが描く肖像画もおしゃれ。

数年に一回は見返したい、人生の教訓となるような一作となりました。上映後のトークショーもより深まって良かった。新作が益々楽しみです。
きすけ

きすけ