人生はビギナーズの作品情報・感想・評価

人生はビギナーズ2010年製作の映画)

BEGINNERS

製作国:

上映時間:105分

3.7

「人生はビギナーズ」に投稿された感想・評価

なすび

なすびの感想・評価

5.0
マイクミルズ監督好きです「20センチュリーウーマン」大好きだったけど、こちらもやっぱりいいですなぁ

やっぱり監督はMV出身でグラフィックデザイナーでもあるのか!
劇中でユアンマクレガーが描いてた絵は監督ご自身が描いた作品ぽいね。グラフィックデザイナーらしくいろんな写真を集めてきて見せるのが上手いしその時の映像がリズムよくて見てて快感。

マイクミルズは2作見て親と自分との繋がりを時代も含めて捉えているのが面白いと思います。私はあまり自分の親の若い頃とか新婚時代のことまで考えたことがない、ていうか親をひとりの人間として考えることがあまりない気がします。

何気にプーの予習でユアンマクレガー出演作選んで見ました笑
ユアンは疲れ切って諦めた感じとか、人間以外のものに話しかけている様子がプーと繋がってて、この映画がキッカケでキャストされたんかな!?と思うレベルです

メラニーロランはいつもかわいいと思うけど意外と自分のタイプじゃない、ちょっと細すぎるんです(ムチっとした肉感ある女優さんが好き)でもやっぱり可愛くて着こなしもフランスっぽいカジュアルでキュートな感じが真似したくなりました

2人のラブラブデートすごく羨ましい!

お父さんパートも好きです、第二の人生じゃないけどゲイをカミングアウトして生き生きとしてるお父さんを見てると22歳の分際で「恋人もう出来ないかも…私も年取った」とか言ってる自分がどれだけ狭いのか思い知りました…恋人の彼もとてもキュートな笑顔で無邪気なところが素敵でした

最後、終わり方もとても好きです。自分もこう見えて臆病で挑戦する前からあれこれと悩んで「でもどうせ失敗しそうだからやめとこう」と辞めてしまうことが多いけどこの映画を見終わって、恋愛だって何だって始めてみないと成功するか分からないし自分の人生においてなにごともビギナーだから胸を借りるつもりで色々やってみればいいやん♬と思いました、独身中年になりたくないので映画ばかり見てないで外の世界へもっとでていこうと思います、がんばろ…………😭
ザン

ザンの感想・評価

3.3
ときどき出てくるオリヴァーのイラスト作品が興味深かった。それと何と言っても愛犬アーサーは名優である。
筋書き通りのドラマをみすぎたせいか
そうだよね、そんな全てがうまくはいかないよねって、そう思った

全ての恋で雷が落ちるわけじゃないし
全ての夫婦が手を取りながら
愛を語り合いながら
最期を迎えられるわけじゃないし
すべてのカップルが
木漏れ日の下で肩を寄せ合いながら眠るわけでもないし

こんなはずじゃなかった、が、
一番こんなはずだったのかな、なんて。
RYUYA

RYUYAの感想・評価

3.5
『サムサッカー』一作で作家性を示したマイクミルズが今作でさらにさらにセンス伸ばしてる。

3時代をこんなにも境目なく見せてる映画は初めて観たし、脚本うめぇなと。ゲイ達者。

孤独に哀しむユアン・マクレガーの横顔がずっと切ない。
でもそんなこたぁどうでもよくて、とにかくメラニーロランちゃんがかわいい。こうゆう人と付き合いたい。ユニクロのブラトップのCMみたいに何度か横乳サービスカットがあり、監督に感謝状贈呈したくなった。
ルイ

ルイの感想・評価

4.0
"本物になるってどういうこと?苦しいの?

時にはね。
長い時間がかかる。本物になる頃には、体の毛は抜け、目玉や手足もガタガタ。でも平気なんだ。本物になれるなら。安心して。理解してくれる人は醜いと思わない"

"外には何が?

木がある。車も。ビル。私たちのような人々。半分は悲観的に考える人たち。残りの半分は魔法を信じる人たち。彼らの溝は戦争のよう"

"時には無表情も。そういう人はある方向を見ながら心は違う場所にあるのよ"

"君は僕を笑わせる。でも笑い事じゃない"
ま

まの感想・評価

4.1

アーサーの
「この気持ちがいつまでも続くといいね」って言葉がかわいくてすき。
続くといいね。
このふたりがこれからどうなるか分からないけど、なるべく長く一緒にいれたらいいね

苦しくて寂しくて辛いふたりじゃなかったら、こんな風に愛し合ってないんだろうな〜

パパのように、ステキで
周りを笑顔にできて、なにより愛に貪欲な人になりたい

誰も悪い人が出てこない映画好き。
atsushi

atsushiの感想・評価

4.2
妻の死を期に、75歳でゲイとして第2の人生を歩みだすハル。女性として愛されない母親を見ながら育ち、恋愛に臆病なオリヴァー。彼は、ハルの死後、自分と波長の似た美しき女優アナと出会い互いに惹かれあうが彼女もまた、心に闇を持っていた…44年の時を経て、本来の自分をさらけ出せたハル。この世には自分を殺し秘めた思いをカミングアウトできず一生を終える人もいるのだろう。残り少ない人生を謳歌するハルにオリヴァーは何を感じたのか?少しづつだが自分の気持ちを正直に表現し始めるオリヴァーに好感を持つ。オリヴァーとアナの恋の行方…3人の静かなる名演と、ハルの愛犬、アーサーのおとぼけ顔に癒やされる作品。
ebimai

ebimaiの感想・評価

3.6
作り方好き

メラニーロラン可愛すぎ綺麗すぎ

ワンコのアーサーに癒された
メモ:
家のインテリアが素敵
犬のアーサーのかわいさ
自由がある分、不自由になるし
大変なことが少なくなる時代、
幸せとか悲しみを探せてしまう
この映画から漂ってくる“そよ風”というか、夜明け前の目覚めるときに肌をさりげなく撫でるような感触というか、穏やかに流れていく時間が、この上なく心地よい。

人間の親友が必ずしも人間とは限らない。

それは犬とて同じで、犬だからといって必ずしも犬同士で戯れていたいわけじゃない。

どういうタイプの女性と、もっといえばどういうタイプの人間と過ごせば心安らげるのかを時間をかけて探ってきたものの、これといって見つからず、交際を繰り返しては消えていくオリヴァー(ユアン・マクレガー)の紙切れ一枚で片付く恋愛遍歴がとても興味深い。

そこに現れたひとりの女性。

“悲しいならどうしてパーティへ?”

アナ(メラニー・ロラン)の一言に、オリヴァーのみならず僕までもが思わず笑みをこぼす。

無口な“かまってちゃん”と過ごす、一言も喋らない(声を発しない)デートは、死ぬほど楽しそうだった。

それはまるでタトゥーのように、腕や首に愛のしるしを刻んでほしいし、そんなタトゥーのような愛のしるしがある人を見ると、僕は羨ましく思う。

ローラースケートで遊ぶように、互いの手を取り合って、助け合いながら、人生もなめらかに滑って進んでいけたらいいのに。

呼吸を止めてようやく訪れる死が、もしかすると夜明けのとき、目覚めのときなのかもしれない。

僕もそのときは、まるでカーテンがなびくように穏やかなひとときであってくれれば、幸いです。

p.s.

遠い過去の思い出、最近の出来事、今の暮らし、この3つの物語で構成されて事あるごとにシフトチェンジする展開が、僕はとても好きだ。

幼い頃に母と過ごした幸か不幸かよくわからない刺激的な時間、末期癌の父とその恋人や友人たちと過ごした新たな時間、父を亡くしたあと凹んだ心を少しずつ直して癒していくように過ごした居心地のよい恋人との時間。

遠い過去が人格の下に根っこを広げ、最近の出来事が人生の幹を太らせ、今の暮らしが未来への蕾を実らせる。

そして今後は、蕾が花を咲かせて、いずれは散り堕ちる。

人生謳歌して、儚く散ろう。
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