このレビューはネタバレを含みます
以下勝手な自分の考察
2人は鬱であるゆえ心の置き所は分からない
子供のオリヴァーは両親が愛し合っていないと感じていた
間接的にそれは自身が心底愛されていないかもという錯覚も与えそうな気もする
この監督マイク・ミルズの半生とリンクしているらしいのだが
両親間の愛の欠如は子育ての為に夫婦でいるので、思春期では特に自分のせいという考えにも結びつきかねない
犬ちゃんと父の相手、それとゲイのコミュニティ
これらが最も素直に感情を出せて生きているのかも
ドアの向こうで吠えるし、思い付いた物を持ってやってくる
時にはわずらわしくも、そういう相手はそばに必要
余談
映画オリジナルのピアノ曲、伴奏がどうもアメリを思い出してしまう