ゴジラの新たな1面を垣間見る作品。
恐怖の描き方がこれまでとは異なっていた。
今回の作品では、ガメラ作品を担当していた金子監督のもと製作されたゴジラとなっている。
その大きな特徴は見た目から現れている。
まずはゴジラの「目」が白目になっていることである！
これまでのゴジラは耳の有無など小さな修正はあったものの、目を変えたというのはこれが初めてではないだろうか(ぼくが把握できている部分ですが、、、
そこから生物としての恐怖を与えていたゴジラから、まさしく「神」のような生物とは異なる畏怖の存在として描かれているように感じた！
もちろんモスラやキングギドラといった馴染み深い怪獣が出現することで、怪獣作品としてのテーマを持っているものの、僕としては一種のホラー作品として感じとった。
ラストシーンからもゴジラは決して消えない。僕らの前に何度も登場し、僕らを恐怖に駆り立てるそのような意図が含まれていたのかなと感じる。
