ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃の作品情報・感想・評価・動画配信

「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」に投稿された感想・評価

mikan

mikanの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

色々ツッコミどころはあった。ゴジラ達の足元で死んでいく人間をシビアに描いていた(前までのゴジラってここまでちゃんと描いていたっけ)。
立花准将は死んだ方が脚本的には良かったんじゃなかろうか。
kuronori

kuronoriの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

レビュー書こうとしてふと気がついた。
「ゴジラ×モスラ×キングギドラ…」じゃないんだ。
ポスターとかでは「ゴジラ モスラ キングギドラ…」表記で、ここなんかは「ゴジラ・モスラ・キングギドラ…」表記。一定してないですな。
でもすくなくとも「×」じゃない。

監督は「平成ガメラ三部作」で有名な、金子修介監督で、企画脚本の段階から関わっています。
「…vsモスラ」の時大林監督が降りたので、それなら自分がゴジラを撮りたいとアピールしたのだとか。それから紆余曲折を経て、本作で願いがかなった形です。
基本的な話の骨格は、平成ガメラ三部作を思わせるものです。出演者はガメラでお馴染みの方々もチラホラ。
しかし、ガメラシリーズとは異なる、従来のゴジラシリーズとも異なる、ちょっと面白い作品に仕上がっていると思います。

今回のゴジラは「GMKゴジラ」「総攻撃ゴジラ」「白目ゴジラ」などと呼ばれます。
デザインもここまでのミレニアムシリーズと全然違います。
黒目のない白目はもちろんですが、プロポーションからして違う。vsシリーズ以後、小顔でマッチョで全体に引き締まった方向へ来ていたのとは全く逆。
大頭で、胸や肩はそれほど張り出していず、下半身は大きく安定しています。これは昭和ゴジラのプロポーションに近いと思います。背ビレの形も昔に戻ってます。
そして非常に大柄です。
物理的なパワー、筋肉量とか敏捷性とかの凄さを見せつけるデザインではなく、なにか得体のしれない巨大なものの怖さを表現しようとする方向のデザインなのかもしれません。
このゴジラは、戦争で亡くなった人達の怨念の集合体であるという設定です。
VSシリーズ以降のゴジラは、人類に対する脅威ではありますが、ヒーロー性のある存在として設定されていました。しかし今回のゴジラは、観客の感情移入を排した全くの悪役として設定されています。

対するバラゴン、モスラ、キングギドラは、護国聖獣であり、国を守るためにゴジラに立ち向かいます。(当初はバラゴン、アンギラス、バランでやるつもりで企画したのですが、それでは客はとれんだろうと却下されたらしい。)

怪獣達の戦いと並行して、防衛軍の戦いが描かれます。
今回、自衛隊ではなく防衛軍です。
本作の世界での歴史として、’54年のゴジラの襲撃に対し防衛軍は一切無力で、一科学者が作った謎の毒化合物の力でゴジラを倒した…ということになってるんですが、それは伏せられているという設定です。
一般人や、防衛軍の上層部以外の人達は防衛軍の活躍でゴジラは駆逐されたと信じています。
平成ガメラ三部作では、リアルな自衛隊を描き出せた反面、航空機が落ちるシーンはNGなど厳しい制約もあったようで、防衛軍設定である本作は制約無く自由に出来たようです。

そして、その軍に勤める宇崎竜童演じる立花准将と、弱小BS放送局BSデジタルQに勤めるその娘立花由里の父娘が実質的な主役となります。
ここがもう一つの話の軸です。
ぎこちなくすれ違っている父娘関係の修復と、娘の生き方としての成長が描かれます。
これが納得のいく範囲の質で、きちんと描かれているからこそ、作品としてのカタルシスがあるのだと思います。

いや、ミレニアムシリーズ三作目にしてやっと「映画を観た」感がありました。
堪能しました。
なんなんでしょう?
何が違うんでしょうか?
香魚

香魚の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミレニアムゴジラを見たことがなかったけど、大ゴジラ特撮王国へ行ってきて、なんか見たくなったので視聴。

…これ、ハム太郎と同時上映したの??
企画した人は正気だったの?

ゴジラ映画にしては、人が死ぬ描写がエグい。ゴジラって、確実に人は死んでるけど…なんていうか、ゴジラは殺意を持って一般人を殺してるわけではなくて。
でも、この映画のゴジラは、殺意を持ってる。
あと、映っている人たちが死んでいく姿を想像できるギリギリな感じがする。
ガメラの監督だと知って、納得だけど。
ガメラも怖いんだよね…。私、ギャオスが電車の車両つかんで、中の人を食べる場面が忘れられないもん。

珍しく、キングギドラが人間側でゴジラが完全なる悪役。
違和感あるけど、そういう設定も有だとは思います。
人間パートの主人公が、恐ろしく丈夫で、そして何考えてんだかよくわからなかった…。仕事への情熱注ぎすぎじゃない?しかも、周囲の人に迷惑がかかる形だし…。
自衛隊の情報セキュリティもがばがばでちょっと笑った。

白目のゴジラは怖かった。バラゴンの立場がやるせない感だった。
そして、モスラはなんですぐに他の怪獣を庇って、栄養分になってしまうのかね!?
モスラ、キングギドラとかいろいろ出てきたり、話の内容的にはそれなりによかった。
でも、ゴジラに違和感、キングギドラも迫力がない。
tosyam

tosyamの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ガメラ化し衰退が決定づけられた作品としての対ガイガンとそしてそんなガメラをおおいに権威づけたとされる監督がてがけた異色ゴジラ作品としての本作みくらべてみることにした。評価はともにでてくるわがあいするクトゥルー暗黒宇宙神話感をその出自不定形なフォルム反重力光線などというトンデモ武器に濃厚にゆうするキングギドラのあつかいが鍵となる。ハーフサイズ系怪獣は怪獣というよりモンスターで突然の殺人鬼の如く予期せず登場してナンボ。あの巨大ゾンビなガイラのように。恐竜型のゴジラやバラゴンはともかく特にモスラとギドラをそのフォルムからハーフサイズとしてキャスティングしたのはどうかと思う。そしてこう大量に同時多発させたのでは折角のハーフサイズ。その破壊の惨状の瓦礫の精細さのじっくり観賞の機会もうしなわれてしまうし。同一個体が変態するという設定のシンゴジラはその点よかった。ゴジラをゾンビメイクにしてここまで改変したんだしだったらついでにバラゴンがモスラ形態やギドラ形態に変態するという設定にでもしてたらとおもう。本作の世界観ではどうせ初代ゴジラはしんでなかったのだし存在しない二代目とたたかったモスラギドラは元からいなかったことになっているのだから。人間パートのキャスティングは許容範囲内だがヤマト神話オロチ神話設定にかんしては和製クトゥルーだとして強引に自分にみとめさせるしかなかった。
ハム太郎好きな少年時代に同時上映で観たけど途中で怖くて帰った記憶ある。
あとはモスラ3で子供たちがキングギドラに連れ去られて繭に閉じ込められるのもトラウマ。

リベンジ映画じゃい!!!

特撮のクオリティ高すぎる。
設定も面白い!

ハム太郎好き少年にはわからない魅力があった。
Thomas

Thomasの感想・評価

3.6
冒頭のアメリカのゴジラを「日本の学者は認めてない」というセリフでエメリッヒゴジラを皮肉ってるのが笑えてしまう。
冒頭からそんな感じなので、コミカルよりかと思いきや、今までとは異質な作品。
怖さもあるけど、これはこれで面白い。宇崎竜童が何より素晴らしかったし、歴代シリーズの中でもキングギドラがカッコいい。長髪の佐野史郎とか、踏み潰される温水洋一とか印象深いシーンも多い。
とた

とたの感想・評価

5.0
とにかくゴジラのハジケっぷりに感激。大虐殺&大破壊に拍手喝采。作り手が心の底から人類を憎んでるのがビンビン伝わってきた。撮ってて楽しかっただろうなー!

新山千春さんが凄くいい。棒読みなのが逆に。ボーッとして危なっかしくて、絶妙に目が離せないっていうか。メンタルもフィジカルも異常にタフなのも好感度高い。すぐしょうもない怪我して動けなくなったり、泣きわめいたりして話の腰を折らないおかげでストレスなくサクサク話が進む。頭かち割っても包帯巻いて復活!ジャイアントのクロスバイクをノーヘルでぶっ飛ばすぜ。彼女のおかげで見てて苛つく上に女性を馬鹿にしてる「か弱い女の子」演出が入る余地がほとんどなくて、とっても気持ちがよかった。
オカルトと民俗学のエッセンスも新鮮で、海外ファンの評価が高い(らしい)のも納得。音楽の使い方もすごくセンス良いし。本編の禍々しいスコアももちろんいいけど、ラストで満を持してのあのフレーズには痺れまくり。
あとは個人的に、ゼロ年代初頭の日本社会の、どことなく能天気な感じに郷愁を刺激された。まぁ景気は良くないけど、なんだかんだ世紀末も終わったしなんとかなんじゃね?みたいな、日本がまだギリギリ、本当にギリギリ豊かな国っぽかった最後の数年間のあの空気感、物心ついたときにはもう日本が滅んでた自分たち90年代後半生まれにとっては、おぼろげな記憶の中にしかないあの空気感が詰まってて、なんともいえない気持ちになる。物質的豊かさに溺れて平和ボケした日本人にゴジラが復讐しにくるとか、いまの新作で言われてももうピンとこないし。

千年竜王が割と出落ちのポンコツなこと以外は文句なしのマスターピースだと思います。
yoshi

yoshiの感想・評価

3.8
改めて観たらめちゃ面白かった。
今回のゴジラは圧倒的に人間に対して悪意があって、白目しかないってのもあるけどめちゃくちゃ怖い。

さすが金子修介監督って感じの映画だった。

音楽と宇崎竜童がカッコいい。

初代ゴジラ、この作品、シンゴジラの順で観るのがいいなって思う。
yukarasu

yukarasuの感想・評価

5.0
公開当時ハム太郎目的で観に行ったら、ゴジラが怖すぎて震え上がった覚えあり。
大人になって観たらめちゃくちゃ面白いじゃないか。
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