じぇいらふ

パリ警視Jのじぇいらふのレビュー・感想・評価

パリ警視J(1984年製作の映画)
4.1
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3を観まくれシリーズ⑦ラスト🎉㊗️

傑作選3もついに最終作品。ベルモンドの人気の刑事モノです。相変わらず危険極まりないアクションと、無茶無法無敵の捜査ぶりで、とにかく楽しめる傑作選最終作品にふさわしい娯楽作です。悪!即!殴!笑ベルモンドは止められない!!面白いす👍👍👍👍

高速鉄道TGV(だと思う) タイトル 乗客に新聞読むベルモンド、渋い 音楽良いモリコーネ🎵~はじまり

パリ警視庁麻薬課のジョルダン(なので”J”)警視はあまりの無軌道な捜査ぶりに警視庁にもマフィアにも嫌がられている。マルセイユに派遣されたジョルダン警視は、長年の宿敵マフィアのボス、メチカを麻薬取り締まりの罪で追い詰めようとしたが、巧みに逃げ回るメチカを追い切れず、逆に無法捜査の責任を問われモンマルトルの分署に左遷されてしまう、、、しかしそんなことで諦めるジョルダンではなかった。。。というおはなし

冒頭10分くらいで、犯人(でもないちょっと逃げ出したチンピラ)を追って、ビュンビュン車🚗走る高速道路を走って横切るというヒヤヒヤアクション。麻薬を乗せて高速ボート🚤で逃げる犯人をヘリコプター🚁で追って、そのまま飛び乗る危険アクション。つかみで満腹笑。

ベルモンドの刑事モノは大体、ダーティハリー的な、あぶない無軌道刑事ぶりなのですが、この作品ではもう結構タガはずれてます笑。殴る蹴るはあたりまえで、証拠物件のヤクは海に捨てるわ、レストランで捕物で大暴れで大損害出して全然反省してないわ、まあ今だったら全部アウトー👍❌です笑。上司怒るのは当たり前やな。しかしこの時代はまだまだ警察もマフィアも色々問題だらけで、実際遠からずこういう刑事っていたのかもしれないすね。自分は無茶無法もふくめて楽しめますが、今の若い人はどう見えるんでしょうね?こんな刑事許せん!とかなんかな?

モンマルトル分署で「おまえの机はここな👉」と言われて、ちょっとうろうろした後、いきなり机の上のいろんなモノを一括払いのけて座るジョルダン警視笑。

。。。あんだけ暴力的なくせに、美人娼婦の取り調べにはやさしい。逆に殴られる同僚とばっちり笑。男はつらいよ🤣
このスペイン系?の彼女に入れ込むジョルダン。どうやらずっと独身で家族いないのも、この無茶刑事ぶりを続けてしまえることなのかも

ビリヤードとルーレットが一緒なったカジノは初めて観た👀

宿敵メチカはベルモンド映画ではおなじみの悪役ヘンリー・シルヴァ。やっぱり悪役は骨格と目つきですよねえ。わかりやすい。この狡猾なメチカをジョルダンは逮捕できるのか?。。。今回は悪人にちょい同情笑

色々(問題だらけですが笑)あって、最後こちらを見るベルモンドのニヤケ顔に、みなさん何を感じるか?是非見て欲しい作品ですね。

ベルモンド傑作選3完走👍そろそろネタ尽きるか?まだまだありそうですよね第4弾に期待しやす👱🏼‍♂️