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大鹿村騒動記のharema25のレビュー・感想・評価

大鹿村騒動記(2011年製作の映画)
-
本当に芝居を
愛してたんだな…
原田芳雄さん。

『サバカン SABAKAN』の
タケちゃんが
原田芳雄さんのお孫さんと知り
原田琥之佑くんの今後が
とっても楽しみになった

すでに映画監督の夢があるらしい

頼もしい。

琥之佑くんが
刀持って
この映画のおじいちゃんを真似していた…
とのコトで観たくなった

役者人生…

バトンを孫が継ぐ

嬉しいだろうな〜

お孫さんの
堂々とした演技…

素晴らしかったですよ!

🎬✨

【原田芳雄を「いつか主演に」という
 阪本順治監督の願いが実現した作品】
とのこと。

【主演の原田芳雄は2008年に出演したテレビドラマ『おシャシャのシャン!』(NHK長野放送局制作)の収録で同村に初めて訪れ、村人の思いに触れたことがきっかけで大鹿歌舞伎をテーマに映画化を発案した。
原田が公開3日後の2011年7月19日に死去したため、本作が彼の遺作となった】らしい…

映画という作品に
映像として残すことで
大鹿歌舞伎を後世に残していこうと  
考えられたのだろう…

たぶん。

🎬✨

原田芳雄さんの演技には
本当に魅せられる
どれも素晴らしいが
最近観た中で
特に『父と暮せば』の
まるで舞台を観ているかのような迫力に
釘付けになった

歴史に残る役者さんだな
と感じた。

息づかいや発声
場を制するオーラが
凄まじい。

🎬✨

この映画…

脇役に
錚々たる俳優陣…


岸部一徳さん

佐藤浩市さん三國連太郎さん親子!

松たか子さん

瑛太さん

石橋蓮司さん…


岸部一徳さんも
スキな俳優さん。

『団地』『死の棘』

そこはかとない品と
おかしみが
魅力的。

イラストとか漫画とか
アニメになった一徳さんが
観てみたくなるような
いつ観ても眠そうな風貌…

静けさを纏う佇まい…

一徳さんと原田さん

静と動のセッション

静なる一徳さんが
大声出したり
投げ飛ばされてる
おかしみ…

寝言…
仕事の夢?
道に迷った?

棒読みみたいなのも
味?


声を聴いて
あ!っと注目したのが

冨浦智嗣さん。

声がとても高く特徴的で

『陽はまた昇る』で馴染み深い。

『団地』でも声でアッと気づいた。

今はもう引退されているらしい…
残念だけど
元気でいらっしゃれば
それでいい
他の作品も観てみたい。
笑顔と声がかわいくって
スキな俳優さん。

富浦さんの高い声と
原田さんのお腹から響くような低い声の
セッションがイイ♫

🎬✨


メモ📝


ネタバレ⚠️⚠️⚠️




松たか子さんのアナウンスにかかる

♫メールだよメールだよ

松さんのヤベぇ

頂きました!

歌舞伎役者のお家にお生まれになった
松たか子さん♫

の存在感…は
唯一無二。

お兄さん
染五郎さん時代に
イイな〜と見惚れてた…

その息子さん
松さんの甥っ子

8代目
市川染五郎さん

『サイダーのように言葉が湧き上がる』の
声優…瑞々しくってよかった

楽しみな歌舞伎役者さん。

🎬✨

小野武彦さんもイイな〜

『踊る大捜査線』のキャラの印象強めだけど『王様のレストラン』、『ラヂオの時間』と三谷幸喜さんの作品でもイイ味出てる感じの安心安定の存在感。

でんでんサンもイル♫

リニアモーターカー会議…

開通の頃
生きちゃいないんだから…

芝居芝居!

練習練習!

芝居が大好きな役の
芝居…
ハマってる
原田芳雄さん

🎬✨

子供の頃
地域の伝統行事で渋々
山笠とか盆踊りとか
参加させられてたけど…

芝居。
いいな〜

大きい声出したい人。
思いっきり出して
ストレス発散になるだろうな〜


今や歌舞伎は格式高い伝統芸能として
ちょっと敷居が高い。

古典を大切に守り受け継ぎながらも
新しい風を吹き込む様々な試みも
されてきている。

三代目 市川 猿之助さんが尽力された
スーパー歌舞伎。
博多座で九代目 市川中車さんが
いらっしゃる舞台を観劇した。
すでに映画にドラマに活躍されていた
役者さんの歌舞伎への挑戦を観た。

歌舞伎の始まりは革新
ケレンと揶揄された宙を飛ぶ演出も
観客を楽しませるが為…
スーパー歌舞伎の挑戦

春猿さんの藤の花の髪飾りと
しなやかな動きの美しさが
焼き付いている
香り立つような色香

役者は世襲がほとんどだが
梨園とは無縁の家に生まれても
歌舞伎役者をされている方々も
いらっしゃる。

子供が真似したくなる魅力が
歌舞伎にはある。

独特の台詞のいい回し。
ユニークで
ダイナミックな動き。

繊細な感情表現。

『犬王』もオモシロかった

平家物語をベースにした
ライブパフォーマンス♫

エンタメは進化する。

古き良きものを受け継ぎながら
時代の風を取り込んで
ロックに壊してもいく。

今の時代に古いモノを持ってくる
新鮮もアル。

『ZIPANG PUNK 五右衛門ロックIII』も

かなりロックに歌舞いてた。

舞うような殺陣。

芝居、踊り、音楽
3つの要素で観客を楽しませる演劇。

普遍的なモノは生き続ける。

美と芸術は時を超える。

十一代目 市川 海老蔵さんの
舞台…観たいな〜

勸玄くんとの共演が観たい。

🎬✨

【「かぶき踊り」が出雲の阿国によって京都で始められたとされるのが1603(慶長8)年】とのこと。
400年以上の歴史…

【歌舞伎の語源は「傾(かぶ)く」。流行の最先端をいく奇抜なファッション、世間の常識はお構いなしの「かぶき者」をまねた扮装で見せたのが、歌舞伎のルーツといわれる「かぶき踊り」でした。既存の考えにとらわれずに流行を取り入れ、人々を楽しませる――それは、歌舞伎がたえず受け継いできた精神なのです。】

ワンピース歌舞伎…

取り入れてる…

【大鹿村は長野県下伊那郡に実在する村で、南アルプスを望む美しい景観と300年以上続く大鹿歌舞伎の伝統を守り続けている】らしい。

村民参加の歌舞伎。
普段着で間近で見れる
大衆の娯楽。
観るだけでなく
やれる楽しみ。
最高のエンタメ✨

🎬✨

え?返す?

奪い去られていた
奥さんが
返却されてきた…

記憶を失って。

原田芳雄さんと岸部一徳さんの
取っ組み合い。

男同士の女を巡っての
殴り合いのケンカ。

返すんなら元に戻して返せ!

ごもっとも…

🎬✨

オモシロイ

さすがベテラン!

味があるな〜

トンカツに醤油かソース問題…

醤油やってみたけど
イケた。
アジフライに醤油かけるのと似て
アリ。
アッサリして
良き。

戦争…
台風…

人災…天災…

いつの時代も
試練がアル

🎬✨

脚本は
荒井 晴彦さんと監督の阪本順治か〜
流石✨
オモシロイな〜

細かく刻んでくるな

18年分の
住民税…

から逃げられるか?

18年ぶりに
返却された妻…

善さん
大変だな。

大楠道代さんもベテラン。

妖艶なイメージ…

『ツィゴイネルワイゼン』で
原田芳雄さんと同じ画面に…
観ていて何処かに連れて行かれそうで…
コワカッタ…

狐のように
化かされそうな…
危険なイメージ。

ザ・女優…という存在感。

🎬✨

一徳さん…
やっぱり

オモシロイ!
笑わせてくださる。

🎬✨

女房取られても

憎み切れないオサムちゃん。

どんだけ愛されキャラなんだ…

手に負えなくなったら
愛した人も返却する無責任なヤロ〜なのに

ズルいぞ

オサムちゃん。

仕事中に
風呂に浸かってんじゃないよ♨️

😂

🎬✨

雷音🦁くんが
村に来たワケ…

【心をカラダに合わせるのか
   カラダを心に合わせるのか】
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