このレビューはネタバレを含みます
ジェーン・エアや嵐が丘などの小説を執筆した才能溢れるブロンテ3姉妹と、奇しくも才能に恵まれず堕ちていった長男。みんな夭逝で可哀想だったな。
サラサラと流れるように進行していくので、あらかじめ知識を入れてから観れば良かったかな...と。
ずっと曇り空のような質感なのだけれど、陰影が効いた美しい映像美には見惚れてしまう。
ヴィクトリア時代のイギリスが舞台なのにフランス語なのが違和感だったけれど、イザベル・アジャーニは相変わらず美しいし、ユペールは幼さが残りながらも存在感抜群ですし、姉のマリー=フランス・ピジェも素敵だったので仏女優で良かったかな。
2023-199