厳しい評価の多いこの作品。確かに1作目ほどのインパクトには欠けるが、疲れた時に頭空っぽで観る分にはアメリカのドタバタコメディー映画×冒険物という感じで、けっこう面白い。エブリンとオコーネルの息子が活躍するところは、本物の家族ではないが、インディー・ジョーンズ魔宮の伝説を彷彿とさせるので、コピーと言われても仕方ない部分もあるかもしれない。
ストーリー的には、なぜアナクスナムンが復活しているのか、エブリンがネフェルティティの生まれ変わりなのはなぜか、など今回の設定に疑問を持たなくもないが、それはそうと受け止めて観ていくしかない。
アナクスナムンとネフェルティティの美女2人の対決もかっこよかったし、各キャラいい味を出していた。
最後、ネフェルティティに助けてもらえなかったイムホテプは可哀想だった。何千年も想い続けて答えがこれかというのは残酷でもある。
