Ludwig2

三つ数えろのLudwig2のレビュー・感想・評価

三つ数えろ(1946年製作の映画)
3.8
フィルムノワールの名作の1つ。プロットが複雑で登場人物も多く、誰が黒幕か分からない中で、悪人たちばかりであり、それら登場人物たちの駆け引きが絶妙でなかなか面白かった。上映時間も余裕があるのでその様子がしっかり描かれており楽しめた。特にローレン・バコールとハンフリー・ボガートの演技は味があり、案の定恋愛関係になるものの、マルタの鷹ほどいきなり感はなく、比較的自然に思えた。やはり夫婦という事実は大きかったかもしれない。「大いなる眠り」はあるものの、ぜひもう一度原作に忠実なリメイクがほしいところ。
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