このレビューはネタバレを含みます
孤独な天才数学者の人生を描いた話。
有名な研究所に就職し、順風満帆な人生を歩み始めた主人公のジョン・ナッシュ。そこにアメリカ軍から派遣された役人がやってきて、ロシアの暗号解読の極秘任務を命じられる…
あらすじを知らなかったので、途中から完全に惑わされてた。
統合失調症患者に見えている世界、そして彼らが現実と幻想の狭間を彷徨いながら生きていていることを一緒に体験できる素晴らしい映画。
そして、主人公を愛し支える妻も素晴らしく、美しい結末だった。
孤独な数学者の、そして愛を貫くその妻の、美しい心を見ることができて心が洗われる気持ちになった。
そしてこの話の一番すごいのは、これが実話だということ!
ノーベル賞の話が出てきたところで、遅ればせながら実話の空気を感じた。笑
実際には妻とは一回離婚してたみたいだけど。