統合失調症を発症するも数学的功績によりノーベル賞を受賞したジョンナッシュの物語。
幻覚妄想と現実との区別が難しい様子、クスリを中断してしまう経緯、病気と付き合いながら少しずつ社会への適応を目指す描写など、健康な人には理解が難しい統合失調症の患者が体験する世界や経過をわかりやすく映像にしている。
やはり妻アリシア、ジェニファーコネリーの美しさと迫真の演技が当映画を最高級のものにしていると思う。
最後のノーベル賞授賞式のスピーチ場面は涙なしには見れなかった。
PS 途中出てくるクスリの赤玉2つを見ると、ベゲタミンを思い出すんだよな。今のクスリは副作用が軽減されていて昔よりは飲みやすくなってます。インシュリンショック療法は既に廃止されています。