シンプルなサクセスストーリーなのかと思いきや、途中から全てが変わった。
見ている自分が信じられなかったくらいのどんでん返し。
天才数学者を支える妻や友達の愛が、すごく綺麗で感動した。
“自分で対処する方法を見つける”と、何十年も幻覚と共に過ごし、自分の生活に立ち向かったからこそ最後の結果が得られたんだと思う。
支えてくれる人がいるって本当に恵まれてることだと感じる映画だった。
精神病院での治療で苦しんでいる夫の姿を見て辛そうな妻に、医師が“自分の信じていたものが、現実でないと知った彼のほうが辛い”と言っていた場面が印象に残ってます。
相違点はあるものの、これが実話というのが信じられないほど壮絶なお話。
最後は幸せな終わり方で良かった。