地震はイヤ

鬼龍院花子の生涯の地震はイヤのレビュー・感想・評価

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)
2.8
まぁ、普通。
特に感銘も受けず、かと言ってつまらなくもなかった。

しかし情念はある。干されていた監督、既に病を得ていた夏目さんの情念。
夏目さんは監督の自宅に行き、台本を玄関に置き、その上に正座して両手をつきヒロイン役をお願いした。監督はその迫力に即決したそうである。
二人の人生を賭けた作品なのは間違いない。