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チリンの鈴のksmのレビュー・感想・評価

チリンの鈴(1978年製作の映画)
4.2
可愛らしくってほんわかな牧場での生活に癒されたのも束の間 母親を狼に殺され、己の無力さを嘆く子羊チリンが復讐のため強くなる事を決意し、仇である狼、ウォーに弟子入りする
…という鬱すぎなあらすじ

「この世界はいつも死が付き纏う地獄だ。覚悟は出来ているな?」って子供向けアニメのセリフじゃないだろ 修羅じゃん

どんどん羊離れした強さを手に入れるチリンは熱くも悲しいし、仇であり師であり父親のようでもあるウォーとの関係性も渋くて、そんな2匹が迎える救いようのない結末は受け止めきれない

原作やなせたかしに良い意味で引いちゃった 本当何のために生まれて何をして生きるんでしょうね
46分と短くてYouTubeでもみれるし、もっとみんな観るべき
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