ksmさんの映画レビュー・感想・評価

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未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.8

正直、変な映画という感想しか湧かなかったものの、終盤の「遭遇」シーンになった途端なぜか全身の鳥肌が止まらなくなって、意味がわからなくて恐かった
未知との遭遇すぎる

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

-

「ロボットを助ける」が一旦期限付き保留になって、ドッグが自分の人生を生きようとし始めた時から、ずっと居心地悪くて苦しかった

会わない間に色々なことがあったみたい、忘れた瞬間もあったみたい、例え再会出
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ホワイト・プリンセス(2004年製作の映画)

3.5

ジャケットに写るマッチョおじ二人との心温まるコメディが観れるのかと思ってわくわくしてたら、いつのまにか精悍なイケメンとのラブロマンスが始まってて不満だった

まじで言う事も特にないハッピーラブコメディ
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スクリーム(1996年製作の映画)

4.0

今年のハロウィンはこれでした
往年のスラッシャー映画的なツッコミ所満載系のホラーと思って完・全に舐めてたんですが、逆にそれらのあるあるを取り込んだちゃんと面白いサスペンス劇だった!い、意外〜〜!しょー
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

-

あんまり比喩とか暗示とかを読み取って面白がる事が出来ず、とにかく話の通じないキャラ達との問答が連続するのですんげーイライラしちゃった!嫌な気持ちになった!!

そもそもが無意味を楽しむ映画なのかなとも
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トラップ(2024年製作の映画)

3.9

もう書いてあるから言うんですが、「娘を憧れの歌姫のコンサートに連れてきた家族思いの父親が、サイコパスのめちゃくちゃ殺人鬼で、実はその会場が殺人鬼を捕まえるための罠だった」っていうあらすじ、こーれマジで>>続きを読む

破墓/パミョ(2022年製作の映画)

3.9

お墓の中から何が出てくるのか?でまさか「歴史」が飛び出してくるとはマジで思わなかったな

ブレイド3(2004年製作の映画)

3.2

「映画のドラキュラはマントをまとって十字架や聖水で退治されるがあれは真っ赤な嘘。真実はブレイドに始まり、ブレイドに終わるのだ……」
ちょっとすいません、いきなり、全く意味不明なモノローグから始めないで
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死霊のはらわた(2013年製作の映画)

3.4

オリジナル版と比較してあらゆる面で"質"が良くなっているのに、全然味がしなくなっちゃった ほんと変な映画シリーズだよ

笑かそうとしてんのか知らないけど、両腕ちぎれて死にかけのナタリーが「顔が痛い〜」
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ブレイド2(2002年製作の映画)

3.5

ブレイドの煽りスキルがめちゃくちゃ高くて爆笑しちゃった あのシーンだけでもみんなに見て欲しい まじでウザすぎる
頭の角刈りも、すごい

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.9

ま〜〜〜じで、"映画の最高の瞬間"が連続してる!!!こういう気持ちになるために映画観てる!!!死ぬほど面白すぎて、駄目でした 死にました(本当)

○「エイリアンの血液が酸性だから船内では無闇に倒せな
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.5

同情も理解も出来ないけど、この映画には共感がある

あの独白を聞くに、パールは少なからず自分を客観視する事が出来ていて、現実的な自己評価はある程度定まっているふしがあると思った
だから、最後のあの表情
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.9

マッコールさん、「舐めてたジジイが殺人マシンだった系」のジャンルから解き放たれて、自らアグレッシブに戦争を起こしにいってて恐怖だった
あの完全に光を失っている瞳を見ましたか?真っ黒すぎて、闇と同化して
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.9

キメキメのアクションにスタイリッシュさを演出する16ビートのリズムが、俺の中の少年の心を刺激する…
カッコいいが半周回ってダサくなった後、ちゃんとまたカッコいいに戻ってきてる映画

吸血鬼を瞬殺してい
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ナチスの強制収容所/ナチス絶滅収容所(1945年製作の映画)

-

本当に価値のある映像を観た
このフィルムを残してくれていて良かった、と思う

表情を失った囚人達、埋葬のため淡々と死体を穴に投げ込む人々、重機でひとまとめに片付けられる死体の山々

架空OL日記(2020年製作の映画)

-

職場のウザい上司に不意にインスタフォローされた時の空気感、現実すぎて爆笑しちゃった なんでこの世にある数多の女子あるあるの中で、あの瞬間を切り取れるんだよ

女性が他人の悪口言ってる時の意味わからん盛
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

4.0

劇場版第1作目、おもしれ〜〜!!
しっかり事件解決の面白さで勝負してて感心するし、その上でコナンらしさを欠かしていなくて、めちゃくちゃ完成度が高い

数々の伏線が張られては回収されていく仕掛けの楽しさ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.9

ハッキリ言って物語としてはめちゃくちゃ退屈だと思うんだけど、最初から最後まで絵画のような美しさがある

あまりに徹底して画面の端から端まで隙がないから、その美しさがそのまんま鬼気迫った凄みみたいなもの
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

2.5

面白い映画を観たというより、伝説的に扱われてるその理由がわかって「なるほどね…」という感じ テンションのたっけえ画面とは裏腹に、歴史の授業みたいなフラットな感情で過ごしちゃった

シンプルに気分じゃ
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学校の怪談(1995年製作の映画)

3.5

忘れもしない小学生の頃、学校の怪談シリーズはテレビで度々放送されていたから、俺が初めてホラーというのを認知した映画だと思うんだけど、なんでわざわざ怖いの見せるんだよッ!つって勝手にブチ切れてそれ以来距>>続きを読む

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.3

"複雑な思いは、複雑なままでもいい"ってすごく包容力がある素敵なメッセージだよね
「平気、ていうか、全然ダメ」という台詞がありのままで矛盾しているけど、めちゃくちゃそうなんだよね〜〜!よく言葉に出せた
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ライリーの初デート?(2015年製作の映画)

-

インサイドヘッドが超・良いのはそのメッセージ性もなんだけど、人それぞれの感情たちの振る舞いがユーモアに溢れててすんげー楽しいんだよね

パパの頭の中、妻と良い雰囲気になれそうと踏むなり冷静に作戦立て始
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.8

全てにポジティブでいる必要はないって事、悲しい時には泣いてもいいって事、悲しみを受容する事でより豊かに人間は成長できるって事、「頭の中」を噛み砕いて表現してこんなに共感できるエンタメにするの凄いよ
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.0

今過ごす現実が夢ではないと言い切れる?現実と夢に区別が付かないなら、夢の中で楽しく過ごしていた方が幸せ?とても思索的で幻想的な映像は、公開から四十年経つ今も答えのない問いを提示する

ッハ〜〜〜おもし
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子ねこのフィガロ(1946年製作の映画)

-

俺こないだディズニー行った時、並べられたフィガロのぬいぐるみのうちの1人と完全に目が合ってしまってお迎えしたんだけど、それ以来かなり推しのキャラなんだよな

○ミニーに全く懐いていない
○お魚の匂いを
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勝利への脱出(1980年製作の映画)

4.0

大戦の最中、ドイツの捕虜となっている兵士の寄せ集めチームとドイツ代表との間で開催されるサッカーの親善試合、そして背後で進められる脱走計画…
果たしてスタローンはサッカー上手いのか?脱走は成功するのか?
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シンデレラ(1950年製作の映画)

4.0

突然魔法使いが現れて馬車だの御者だの用意してくれるっていう超トンデモ状況を、チャンスと見るや否や秒で受け入れて、しかも私のドレスまだっすか??みたいな感じなの無敵のヒロインすぎる

こういう人間が人生
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名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

-

端々の展開がおもしろすぎて、事件の本筋が全然入ってこなかった

○バスに乗ったら、座ってるおじさんの肩にカブトムシがとまっており(?)、捕まえてテンションが上がる少年探偵団、それが捜査の一助となる
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.2

デッドプールにマルチバースの概念持ち込んだら、そらそうなるよ、の映画で笑っちゃった!
やりたい放題すぎるのよ

X-MEN含めた20世紀フォックスのアメコミ映画って、ローガン以外正直どれも無念に散って
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ロング・キス・グッドナイト(1996年製作の映画)

3.9

記憶喪失の主人公、結婚し幸せな生活を送っていたが、その過去の姿は超凄腕の殺し屋だったッ!

記憶喪失というよりほぼ多重人格やんけと思ったが、その変貌ぶりと葛藤の無さは愉快だったし、スカスカの物語をキャ
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フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

3.8

フレディが「俺がもっと怖がらせたいのに横取りするな〜😡!」ってキレてて可愛いし、昔ながらのお化け屋敷っぽい、シンプルにベロベロばあしてくる感じが愉快だったけど、正直もっと真面目にやってほしくない?>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

日常パートの緩さは心地良いし、社会は相変わらず生きづらいし、殺し屋界隈に深みが出てきてて楽しいし、アクションがより洗練されててカッコよかった!
着ぐるみ格闘笑っちゃった

キャラクターの濃さやコメディ
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ハプニング(2008年製作の映画)

3.8

ある朝、人々が理由なく自殺し始める。毒ガス?テロ?世界の終焉の前兆?一体何が起きているのか…?な話

とかいって「自然にはよくわかんない説明出来ない事がたくさんあるよ」って冒頭でもう、現象へのちゃんと
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ルックバック(2024年製作の映画)

5.0

不条理に対する無力感に向き合い、真摯に創作に昇華した祈りの作品だ、と思った

冷たく抉られるような、でも温かく応援されるような感覚があり、原作は表現方法や諸々を含めてひとつ上の次元にある漫画だと思って
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バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

4.0

凡作だった1から一転、あらゆる要素においてマイケルベイの純度が増した怪作…!
主演二人が凸凹バディを納得させる愉快なやり取りをしてたのもそうなんだけど、アクションがアホすぎで好きでした

車が破壊され
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.0

楽しい映画ではありますが、まんじで出来が悪くない????

人物達が一人残らず好きになれないし、マイケルベイらしい破綻したストーリーは全然面白さに繋がってなくてウンザリしちゃった!
でも、ラストの火薬
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