オーウェン

デンジャー・ポイントのオーウェンのレビュー・感想・評価

デンジャー・ポイント(1970年製作の映画)
3.5
「デンジャー・ポイント」は、オランダのアムステルダムを舞台にした、アリステア・マクリーン原作の「麻薬運河」の映画化で、インターポールの捜査官が、国際的な麻薬密売組織を追うサスペンス・アクションだ。

オランダへ到着早々、殺し屋に命を狙われた捜査官は、助手のバーバラ・パーキンスと麻薬ルートを探って、本拠地に潜入するが、味方は殺され、自らも捕まってしまう---------。

「きんぽうげ」に出演した、スウェーデンの俳優スヴェン=バーティル・タウベが、クールに主役を演じている。

被害者そっくりの人形の首を、鎖で吊るすミステリアスな予告殺人、意外な黒幕も登場する、ドンデン返しのストーリーが展開していく。

「オーロラ殺人事件」のドン・シャープ監督の演出は、オランダの特色を活かし、狭く入り組んだ運河で繰り広げられる、モーターボートでのチェイスが、実にスリリングで面白かったですね。
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