Shaw

クリーン、シェーブンのShawのレビュー・感想・評価

クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)
4.5
『アングスト』のように荒削りでガンガンくるものと思ったら、より繊細かつねちっこい演出が光る作品だった。

『ポゼッション』を「動の狂気」を描く最高峰とすれば、こちらはその逆「静の狂気」をあまりに見事に映し出していると思う。

クローズアップ、音響効果、演技。小規模映画でありながら何もかもレベルが非常に高く、頭が痛くなる。

あっけないエンディングはもはや詩的めさえある。
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