授業にて。
これもずっと前に見てたのにすっかり忘れてて完全に再構築されていないままの記憶が掘り起こされた感覚が不思議だ。ストーリーはディズニーらしい勧善懲悪。
授業にて。
一つの出来事から解釈を広げることで素晴らしいアートができる良い例。内なる宇宙が見える。前に見たことあるの忘れてた。
授業にて。スコセッシの起点。
髭剃りのシーンはいつどの映画で見ても慣れないからそれを限界にまで突き詰めた本作はもちろん手に汗握る鑑賞になった
基本的に何も感じることがなく淡白な印象の映画だけど、『パラサイト』後で"なんか頑張ってるアジア人"が程よく描けてたら好かれるんだろうし、ネオレアリスト的な作品はある種簡単に人のハートを獲得できる向きが>>続きを読む
"ピショーチ"が正しい発音だと思うがそれは置いておいて、自分が『シティ・オブ・ゴッド』において気に入らなかった点が解消されているより生々しくリアリズムの比率が多めの作品になっているが、それでも冷徹さに>>続きを読む
02.16.2021
01.19.2024
訃報を聞いたので3年ぶりに見たが、病み上がりで少し倦怠感が残る中で部屋を真っ暗にしカーテンを閉め切ってみたら途轍もなく重苦しい嫌悪感に包まれてしまいこれが>>続きを読む
地獄のような家庭環境で育ったわけではないが、確かに不満と不安に満ちた青年期を送った彼がいかにしてその悪夢的世界観を獲得したか垣間見えるドキュメンタリー。魅惑的かつ危険な闇の世界の創造過程をもっと見てみ>>続きを読む
風邪で寝込んでいた時に聞いた訃報は未だ受け止めきれていない。またしても偉大な映画人のひとりを失ってしまった。ご冥福をお祈りするとともに、ツインピークスを見た人たちは漏れなくこれを見るべきであると言いた>>続きを読む
最近LBのアカウントが公開されたチャーリーXCXが三池崇史のファンであることがまず驚きだけど、彼女以外にもマイク・フラナガンやジャレッド・ギルマンと海外でもフォロワーが多いこの映画、マジで色々とアウト>>続きを読む
オリジナリティとシュールが爆発している。死と映画の一致。性欲と食欲の混合。コミカルと哲学が見事にブレンドされた奇妙な映画。一つのゴールを目指して切磋琢磨する老若男女から元気をもらわずにいられない。ご馳>>続きを読む
イランが舞台なのに間違いなくフランス映画な、エロ話がアートへと昇華されていく不思議。ヴァルダのあっけらかんとして好奇心に溢れた目線から見るイランがとても美しい。
面白くないから半分寝ながら見たけど、この年代のヨーロッパ圏のソフトコアポルノ的作品は素晴らしく映像美に長けているからバツが悪い。
鈍い。何かが煮え切らない。
『よこがお』と『淵に立つ』にあったあの鋭さがない。別に鬱が足りないと言ってるわけじゃないんだけど何かが欠けている。
でもそういえばこの監督は映像にこだわりがある人だというの>>続きを読む
「どないやねん!」と、黒沢にしたって珍妙すぎな展開に何度も首を傾げてたが、元々AKB前田敦子のPVだったものを会社の方から映画にして映画祭出品しよう!って無茶ぶりされて作られたらしいから仕方ない。たと>>続きを読む
度肝を抜かれる驚愕のスペクタクルと波瀾万丈のメロドラマ。友達と大人数で夜通しかけて一度に見たら最高だった。お話自体は結構ラフなつくりだが、合間に挟まれる幾つもの映像マジックに息を呑む。『イントレランス>>続きを読む
倫理観ぶっ壊れな危ないアメリカの女学生たちをポップに描く。どこからどう見てもソフィア・コッポラな楽しい短編。意地悪く小賢しい奴らをここまで楽しく見せる監督は中々いない。
おぼつかないセックス。ぎこちないが微笑ましい。そしてやはり不気味。スーザン・ピットのアニメはどれも最高に気味悪く目に嬉しい。
シンプルだけどシンプルにストレスフルで笑える間違いなくオストルンド。
07.23.2023
01.07.2024
いわゆるミザンセーヌというやつがこの映画ではあり得ないレベルにまで活用されていて編集にも大きく影響している。見れば見るほど良くなっていくタイプの映画で間違>>続きを読む
さすがに話が曖昧すぎてどう思っていいのか分からないが、アピチャッポン的な強烈な美麗のフィックスショットを連発するスキルに感嘆する。今一番アツい監督の一人だと思う。
登場人物わずか三人だけで40分ちゃんと保たす力量に感服。まだ若干未熟なところが僅かに見受けられるけどそれがどうでも良くなるくらいに完成度が高い。やはり濱口監督は天才。
鬱なネオレアリスト的映画でフィリピン映画史の中でも最重要作の一つ。基本的に単調で一つ一つの出来事があっけなく展開されていくが、それでも沸々といやーな雰囲気が膨らんでいくのが感じられて目が離せない。ドリ>>続きを読む
06.26.2020
01.07.2024
超久しぶりに見直したがやはり素晴らしい。日本では何でここまで面白くてエッジーな犯罪ものがないのだろう。自分が見落としているだけなのか...
アメリカという土地、都市に対する痛烈で悲観的な批判が、キャラクターたちの日常の会話の中に見事に表現されている中、結局のところ本作は、暴力の悪どさ、悪の暴力性をとても簡単な方法で写して終わってしまう。非>>続きを読む
これは半端ないものを見てしまった。何とFilmarksで誰一人Markしていない... これを機にこのレビューを見た全員に推したい、このイかれた抱腹絶倒の風刺コメディを。ピーター・オトゥールが自身をキ>>続きを読む
90時間にものぼるネガを取り入れて再構築された本作は、単なる"エクステンデッド・カット"ではなく、スナイダー版『ジャスティス・リーグ』のような大きな試みによる、長いこと幻とされていたバージョンとしてカ>>続きを読む
03.06.2022
03.18.2022
01.03.2024
久しぶりに見直したらわりとバカバカしい所多い映画だった。あんましカッコつけられてないかも...
「ラストミニッツレスキュー?プッッ」なんて言っててもこの映画の存在自体が伝説や奇跡みたいなもので、もはやその粗過ぎる力業すらどうでも良くなってくる。この撮影で一体何人死んだんだろうか。こんなバカでかい>>続きを読む
やっと見たよ続編。噂通りの超絶傑作で前作との競り合いは半端ない。こっちの方が若干好きかもしれないけどリセンシーバイアスもあるかも。マジで決められない。壮大なる悲劇。
???
04.10.2022
01.01.2024
新年早々に見る不動の金字塔。「雅」の漢字がこんなに似合う作品はない。哀しみはどこまでも深く、美醜が完全に一重になってる。
年納めの70mm上映。
その年一番期待してた映画がちゃんとその年一番の映画だった時のその感覚、なかなか貴重です。
結局アプレンティスよりもメンターの方がとても興味深く強く心に残る幕引きになったのは、アクセントや身振りを完全にマスターしたセバスチャン・スタンの名演技をも凌ぐジェレミー・ストロングの怪演の賜物でもある>>続きを読む
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05.01.2022
07.07.2023
01.15.2024
12.31.2024
コメディでない作品がほのかなユーモアを香らせ、ホラーでない作品が背筋がゾクッとするような展開を見せると>>続きを読む
ペドロ・コスタの影響あるもしかして?
とはいえ彼の作品以上に曖昧すぎてよく分からなかったが、やはり映像はとっても素晴らしくて不思議と見てられた。というか強く印象に残るショットがいくつかあった。そういう>>続きを読む
ホワイトスプレマシストによる組織犯罪とその捜索を描く実話もの。これまた全体的に出来が良いのに今ひとつ何かが足りない映画で、カーゼルはあんまりパッとしない職人監督としての印象が定着しそうで少し心配。ジュ>>続きを読む
インパクト大。キツい題材をわずか26分で描きながら、ちゃんとユーモアが上手に使われている。