どんちゃん

フェイク・クライムのどんちゃんのレビュー・感想・評価

フェイク・クライム(2010年製作の映画)
2.7
キアヌが自分では何も決められず周りに流されてそれに抗うこともなく何となく生きてきた冴えない男をらしい表情で見せてくれる、どこかフワフワとした作品。なんせ望んでもないのに無理矢理に銀行強盗の仲間に入らされ、自分だけ捕まってんのに仲間?を裏切って警察に全て話すわけでもなく、ちゃんと刑期を全うして出所する男…流されて生きてきた男ってことがわかるシーンもあるけど、ここまではちょっとね…。
邦題だけ見るとクライムサスペンスなのかなーって思ってたけど途中からコメディーか?ってなって…でも終盤にはラブロマンスだったのか❓っとゆぅなんだか不思議な作品でした。
そして最終的には、おそらく周りに流されて何も自分で決めてこなかった男が初めて自分で決断する再生、旅立ちの物語だったのかと思い…着地!でもやってる事は犯罪だけど。
ベラ・ファーミガは魅力的で、ジェームズ・カーンはさすがの存在感ってことははっきりわかりました。
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