2005年 ハリーポッター第4作
原作を読んでいる人にはこのシリーズはかなり無理があると思うだろう。この映画では特にそんな気がした。
映画はスカスカになっているのではないか?
伝説の三大魔法学校対抗試合が再開される。
2校の入場からどんな強者が出てくるのだろうとワクワクさせた割には、拍子抜けの生徒たち。
立候補した生徒の中から「炎のゴブレット」が各校から代表1名を選出する。
ここでも三人の代表に期待したら、誰もパッとしない。
参加資格のなかったハリーも何故か選ばれてしまう。そして、4人の選手はさまざまな課題に挑んでいく。
この課題は、大変な課題で、これに優勝した者は伝説になるという触れ込み。
大変な課題がどんなにすごいのだろうと思っていたら、最初のハリーとドラゴンの戦いぐらいが盛り上がっただけで、あとはどれもこれも拍子抜け。ところで他の代表はよくこのドラゴンに勝ったなあ。そう思いませんでした?特にあの女の子なんか、どうやって勝ったんだろう。
最後の迷路はなんだったの?校長の耳打ち、あれはなんの意味があったんだろう。
優勝者は伝説になるという一番注目された結果は誰だったのか、伝説になったのか、これが闇の支配者の復活の前にうやむやになってしまって、締まりのない映画になってしまった。でしょう?よくわからなかった。
まあ、そう目くじらたてても仕方がないのだ。子供達の学園生活の話なのだから。
ハリーの初恋の相手という「チョウ・チャン」が唐突に出てきて、自分の記憶力を疑った。いつ出てきたんだろうと。いくら考えても全く記憶がないと思ったら、やっぱり初登場。原作を読んでないとちょっとここはわからない。
途中開催される舞踏会は良かったのだけど、学園ものの映画なのだからここはもっと盛り上げてほしかった気がする。
エマ・ワトソンがいよいよ「可愛い」から、「綺麗」になってきた。
ということで、見るところはあったものの、私には拍子抜けばかりで、この映画は失敗だった気がする。
次回に期待。
2023.03.10視聴104