人間のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

コンピラサマ民俗信仰の船長が主人公の海洋ソリッドシチュエーション宗教映画。まさにノアの方舟。人間が動物になる。瀬戸内弁をつかっているが太平洋をおもわせる舞台設定。漂流実話群像劇だが本当に運がわるすぎたとしかいいようのないレアケースちゅうのレアケース。というか超自然ミステリーsf人類滅亡サバイバルsfにせまる出来。世界戦争の暗雲。スペイン風邪流行等。海上交通過疎になりがちという原作設定当時の時代背景もあっただろうが。こんなにディストピア状況がつづく今みると将来の水戦争食料戦争さえよぎり。本作ジョージオーウェルばりのポリティカルな寓話にさえおもえ。いやされ。はげまされることしきり。その胸糞具合も心地よい。