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宇宙円盤大戦争のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

宇宙円盤大戦争(1975年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

主役は伝説の最終兵器。セカイそのものをかえるほどのチカラをもつとされる。それは空飛ぶ円盤のカタチをしているといわれる。円盤。いまでこそかろんじられているが。それは恐竜や戦艦につらなる神話性のたかいキーアイテムだったのだ。恐竜の神話性をえがいたのがゴジラ。戦艦の神話性をえがいたのがあの海底軍艦。両者もう一度よく再考する必要がある。メカゴジラの逆襲も恐竜の神話的存在性を理解していないと魅力がわからない。メカゴジラは神話的存在の恐竜を。人間が科学技術でつくりだしたところにこそにおいてこそ真の重大さがある。だから恐竜ではなく恐龍なのだ。それはいかにもドイツ的なユダヤ的な神話性で。ゴーレムからエヴァンゲリオンひいてはオッペンハイマーにもつながるテーマ性なのだ。そのことをスピルバーグはよくわかっていてジュラシックやインディをつくった。セカイをかえたいやまだかえられうる神話的アイテムとしてソニーラジカセをわすれてはならない。
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