くまたによしみつ

男はつらいよ 望郷篇のくまたによしみつのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)
4.6
これは居場所のない男の話だ。とても残酷で哀しい。寅さんの生き方が全て否定されている。これが山田洋次監督の出した結論なんだろう。
それでも、ここから先、寅さんはファンタジーとして国民から愛されて生きていくことになる。
あの歌は呪いなんじゃと思うくらいその通りに物語が進んでいく。