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昼下りの情事のchitchipapaのレビュー・感想・評価

昼下りの情事(1957年製作の映画)
3.9
何と平和で毒気のない映画でしょう!これぞ娯楽としての映画ですね。巨匠ビリー・ワイルダーのテイストがいかんなく発揮されていて、週末の午後にステイホームを決め込んで、モノクロに合わせて部屋のカーテンを閉め切って、肩肘張らずに寛いで観るには最適の作品でした。
この映画が公開された1957年にゲーリー・クーパーは56歳、オードリー・ヘプバーンは28歳で、ちょうど倍の歳の差でした。映画ではオードリーはまるで二十歳前後の純真無垢な少女のようです。
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