クリストフォルー

男たちの挽歌のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

男たちの挽歌(1986年製作の映画)
3.8
松田優作がセントラルアーツのアクション作品から退き、ジャッキー映画にも新鮮味が失われてきた頃に、ラジオやクチコミでの評判が届いてきたのがこの映画だった。そんなに期待はしていなかったが、仕事終わりで入った映画館の最終上映で、新たな鉱脈を見出した気持ちになった。上映期間を確認して、友人たちを誘い、自らファンを増やした。当時、そんな人がほかにもたくさんいたはずだ。いずれにしろ、ユンファのチャーミングさとレスリー・チャンの愛すべき柔さに、世界が魅了されるのは必然だった。
東映のVシネマや韓流ノワールも、この映画が生み出した遺産という気がする。
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