たむランボー怒りの脱出

愛すべき女・女(め・め)たちのたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

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ゴダールのみ。オムニバス参加のゴダール短篇だったら一番いいかもしれない。未来の娼婦は行為と言葉の分業化が進んだ結果、する物は話せず、話す者はできない。話しながらするためにはどうすれば……みたいなところがラストなのだが、めっちゃ馬鹿馬鹿しいけど、この素朴に回帰した感じが逆に良い。使い古された表現を新たに発見するということ。

ゴダール ★4.0