ルチア

張込みのルチアのレビュー・感想・評価

張込み(1958年製作の映画)
3.6
BS松竹東急にて観賞

原作は読んでませんし内容も知らずに観ました。
やっぱり高峰秀子さんに尽きますね。
冒頭の長距離列車が大変そうで時代を感じますね。
その後に続くタイトル通りの張込みシーンは観ているこっちも一緒に張り込んでる気分になります。
そんな感じでなかなかに物語が進まないので張り込んでる刑事と同じ気分で忍耐が必要です。
そして一気に動き出すお話。

そんな静から動への変化を高峰さんの演技で目いっぱい見せてくれます。
その辺りの高峰さんが実に良いです。
前半の生気のない彼女から一気に情熱的に変化するのはそれをずっと張り込んで見て来た刑事と同じく目を見張ります。

いやしかしあの長距離列車は乗りたくない(笑)
ルチア

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