あかね

傷だらけの挽歌のあかねのレビュー・感想・評価

傷だらけの挽歌(1971年製作の映画)
4.2
これはめちゃくちゃ暴力性に
溢れつつも最高なやつ!!!
アルドリッチやっぱり傑作しか作らん!

とある男が令嬢を誘拐して
令嬢に惚れちゃうんだけども...

時代もあるんだけど皆異常に
汗かきすぎていて画面のこっち側にも
滲みでてきてわろた笑笑!!
西部劇を観てるんだろうか..ってくらい
男も女も汗で顔が終盤までテカテカ笑。

誘拐先の一家がラピュタの
極悪ドーラ一家。
一家を束ねるママがとにかく最強!!!

令嬢が、ばーか!アホ!おたんこなす!
私に近づくな!ナメクジ男!
みたいに言うんだけども
そっからママ〜!僕をいじめるんだ!!
からの私の息子をいじめるなの
容赦ない殴りあいは情けとかないやつ。

しかし、この男ここまでやっときながら
女の子を守るし一途さ全開。

身代金で、ラブホみたいな家を作り
プレゼントしたり
(トイレ純金おちつかね笑)
手を出してきた兄?を滅多刺しにしたり...

で、怒涛のラスト!!
ドーラママ覚醒!!当たり前のように
引き出しからマシンガン大量に
でてきて警察にキレながら撃ちまくる
姿は最強に暴力性を感じた笑笑!!
後、007並みの一般人のカーチェイス笑

で、ラストに更にラストが待ってる作品。
最後はめちゃくちゃ号泣。
真実の愛を知る若者2人に涙。
なんか違う映画みてるのか?って
くらいの二面性のあるラストは
さすがのアルドリッチで言葉失った。

最強ぶっとび一本な作品( ´∀`)!
あかね

あかね