上海十月

イチかバチかの上海十月のレビュー・感想・評価

イチかバチか(1963年製作の映画)
3.2
伴淳って松竹だったんだ。菊島隆三脚本で川島雄三遺作。東京オリンピック前の鉄鋼不況で結婚ブームと時代を感じさせる。コメディぽいんだが、内容はシリアス。そしてラストが川島雄三の実感なのか妙な終わりだ。高島忠夫が安定したしゃべりで話の軸になっている。山茶花究が常連で良い味してる。俳優の持ち味を見る作品かもしれない。
上海十月

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