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ポーラー・エクスプレスのkaz666のレビュー・感想・評価

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)
2.5
レビューを書く個人的な定義として、これを読んで大なり小なり、作品を見る上での参考になればいいな、と思いながら書かせて頂いている。
あまりにも利己的になりすぎると、つまらない世の中になるので、あえて内容は毎回曖昧にしているが
この作品に関して言えるのは、つまらないと言うこと。
矛盾点や、作品に対して逃避が数々存在し、敢えて言うなら、CGにした理由が皆目検討もつかない。
監督はご存知、ロバートゼメキスである。何を撮ったdirectorかは言うまでもないだろう。
なぜ、これが実写でなかったらダメなのだろう。主演にトムハンクスを起用しモーションキャプチャさせる意味は?
アニメーション作品に関してはよっぽどのこだわりと自信がなければ撮ってはいけないと思う。
この作品が何年に制作されたかは知らないが、この作品よりも以前に作られたアニメーションでクオリティが高い作品は数々存在しえるわけで。
ペラペラの作画と、表情の動きが判然としないキャラクター模様がしっくりとこない。
見れば見るほど、こじつけや言い訳がそこにはあり、''クリスマス''を、題材にしてる割にはクリスマス感を、雪とツリーとサンタで具現化するのみである。
クリスマスにちなんだ作品は、ラブアクチュアリーを、始め大好きだが、クリスマスの雰囲気を表現するのは、視覚ではなく、嗅覚や、触感であるという持論はこの際、置いておくが、クリスマスにはその日だけにしかない、''匂い''や''肌触り''が存在する。
そこには別にサンタも雪もトナカイも必要ないのだ。
この作品にはそれでしかクリスマスを伝えれない、表現の乏しさを目の当たりにさせた。
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