No.3760
フェデリコ・フェリーニ『8 1/2』のミュージカル版、の映画化。
『8 1/2』にミュージカル要素0.5を足したから『NINE』らしい。。
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現実世界で、これだけのオスカー俳優を揃えておきながら、監督がゴニャゴニャ言い出し、結局映画が撮れなかったら(そもそも脚本すらできてなかったら)、ドエライことで、間違いなく何人ものクビが飛ぶ・・。
しかもその「悩める天才監督」を、「映画史上に残る名優」デイ=ルイスが演じているという極めっぷりw
私はダニエル・デイ=ルイスが最も好きな俳優の一人なので、彼が出てるだけで大満足なのであります、アナ・デ・アルマス。
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2009年の製作時点で、出演者はすでに以下のオスカー像を持っている。
出身国も多様でおもしろいね。
★ダニエル・デイ=ルイス(イギリス出身)
①主演男優賞『マイ・レフトフット』(1989)
②主演男優賞『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)
★マリオン・コティヤール(フランス)
①主演女優賞『エディット・ピアフ ~愛の讃歌~』(2007)
★ペネロペ・クルス(スペイン)
①助演女優賞『それでも恋するバルセロナ』(2008)
★ジュディ・デンチ(イギリス)
①助演女優賞『恋におちたシェイクスピア』(1998)
★ニコール・キッドマン(オーストラリア出身[生まれはハワイ])
①主演女優賞『めぐりあう時間たち』(2002)
★ソフィア・ローレン(イタリア)
①主演女優賞『ふたりの女』(1960)
②名誉賞(1990)
※ケイト・ハドソンは2002年に『あの頃ペニー・レインと』で助演女優賞ノミネート。
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なお、ペネロペ・クルスは本作で助演女優賞ノミネート。
そして、主演のダニエル・デイ=ルイスは、2012年に『リンカーン』で、アカデミー賞史上唯一の「3度目の主演男優賞受賞」を成し遂げた。