白パン

マルホランド・ドライブの白パンのネタバレレビュー・内容・結末

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっとクリップしてたよシリーズ
終盤になるまで正直イマイチかもなんて思ってたけど…これが!!!!めちゃくちゃおもしろい!!!わからないけどわかるような…そんな映画が大好き

鑑賞後、すぐにまた直ぐにもう一度観てしまいました
一回で理解するのは恐らく無理でしょう笑

ここがこう繋がってたんだな、灰皿があるからこれは夢だなとか…見返せば見返すほど読める!読めるぞー!(ム●カ)みたいな感覚になって楽しいです

序盤のベティは眩しい希望に満ち溢れていて、わざとらしいというか口調とかもなかなか好きになれなかったのですが、これが夢の中ということで納得(現実も世界でも最初はこんな感じだったのかもしれないけど)
現実のどんどん壊れていくダイアンとの差がすごすぎて!!!!

夢って現実世界とは全然違う関係性だったり職種だったりするよね…こんな人まで?!っていう人が出てきたりするし…自分が自分じゃなかったり。今まで夢について深く考えたことなかったけど、そうだったな…って当たり前のことに気づいた

眠ってる時の夢(dream)と将来の夢(dream)が日本語でも英語でも同じ言葉っていうのも引っかかるよね、今まで気づかなかったけど…。
難しいね、完全に井の中の蛙というか、実力だけじゃハリウッドで成功は無理なんだって業界の力というか闇の部分まで暗示しているのもそうだし、キラキラのベティの姿を観ているからか(しかも自分の中の第一印象は苦手なタイプと感じでいたし)ダイアンが自分のように見えてしまってとても悲しくなった…ナオミワッツはすごい(2回目)


🎞

このレビュー、なかなか話がまとまらなくてずっと下書きのままにしていたんだけど、毎日この映画のことばかり考えてしまう…考えれば考えるほど惹き込まれる世界観というか、夢オチ映画と言われればそれまでなんだけど、なんかそんな単純なものではなくて、勿体無いな…と思ってしまう。鑑賞直後はこんなに自分の中で大きく印象に残る映画だと思ってなかった。
現状4回目です笑

この映画好きな人とずっとこの映画の話をしたいし、「マルホランドドライブが好き」っていう人は無条件に好きになってしまうかもしれない笑
白パン

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