うらぬす

汚れた血のうらぬすのレビュー・感想・評価

汚れた血(1986年製作の映画)
3.1
陰翳が深く妙に艶めいた色調にうっとりこそすれ、自分の感性の鈍さゆえかひとつの映画として心から楽しめるには至らなかった。この作品の真価を理解できるようになるか、あるいは「こんなのはつまらん駄作だ」と自分なりの意見を持って主張できるほどの確固たる価値観を築くか、どちらかにでも辿り着くまであと何年かかるだろう……。