「アネット」で訳もわからず爆睡してしまい、「ポンヌフの恋人」もどうもしっくり来ず、カラックスは自分には合わないかも…でも一緒に借りてしまったし…と重い気持ちで再生。けど、最初から最後まで目が覚める面…
>>続きを読む・スタイリッシュ・クライム
・ゴダールに影響を受けすぎてる作風
・自分なりの演出技法を使いながら、大筋をどんどん装飾していく。
・ベッソンはだいぶ意識してレオンを作ったのではないかと思うくらい要素が…
公開当時に見た以来久々の再見。カラックスの最高傑作ではないか。愛のないセックスを行うと奇病に感染するというエピソードには遠くゴダールの「アルファヴィル」や「未来展望」の残響が伺える(近未来設定でもあ…
>>続きを読む街のざわめきがまだ遠く
キミの声が心に沁みる夜
ボクは好きの気持ちだけで
思いっきり街を駆け抜けた
キミがいるだけで
この世界には意味があり
キミがボクを好きでなくても
それは別にどうでもいい…
身体が躍動するこの映画において、感情があるから肉体は動くのか、肉体の動きそのものに感情が宿るのかどうかと考えさせられる。
それくらいに、カメラで捉えられた動きが自分の感情の琴線にビンビンと触れていく…
【衝動的願望をハイセンスな作劇で現出した近未来都市パリ】
■あらすじ
レオス・カラックスの、アレックスという青年を主人公にした3部作の2作目。愛のないセックスで伝染する死の病、STBOが蔓延する近未…
どこか記号的で前のヌーヴェルヴァーグ世代が支配する世界でできること、それはめちゃくちゃに踊りながら走ること、世代の象徴であるビートルをひっくり返すこと、全力でふざけること、そしてやはりバイクありでも…
>>続きを読むレオス・カラックス好きと会った日、うなぎを食べながら話していたら本当に偶然Le Studioでの上映情報を発見して、しかもたまたま1席空いていたという運命。彼は何度も見てるから、と席を譲ってくれまし…
>>続きを読む【観直しシリーズ】
HERMESの無料上映にて約40年ぶりに観る。若かりし頃、こういうMINI THEATER系の作品は、意味が分からなくても「観た」という事実が欲しいが為にイソイソと劇場に足を運…